掲載日:
2012.08.26
ジャンル:
随筆・エッセー
タイトル:
口からも涼やかな夏に
ペンネーム:
岡 國太郎さん
おところ:
岡山県瀬戸内市

先日寝込むほど体調をくずし食欲不振となった。日頃は母の分も含め、居酒屋風おとこの手料理での夕食だが、仕方なく出来合いのパック入りにぎり寿司ですますことにした。だがその寿司パックには食欲増進作用もあるいわゆる「ガリ」と呼ばれる生姜の甘酢漬けがついていなくて、物足りなさが残った。そこで、今が旬である新生姜を使っての甘酢漬けを手作りしてみることにした。ネットで作り方を調べてみると、新生姜の皮をむいてスライサーで薄切りにし、湯通ししたところに、砂糖と米酢を煮込んだ熱々の甘酢を掛けてさませばできあがりだ。途中スライサーで中指の爪までスライスしてしまう不覚もあったが、上々のできばえに満足。焼き魚や煮魚、サラダなどいろいろなおかずにもよくあう。もちろんそのままで酒肴になり、食卓でのお気に入りの一品となった。そうしたとき、大量のミョウガが安く売られているのを目にして、同じく甘酢漬けにしてみた。紅色をしたミョウガは、甘酢の漬け汁をルビー色にしてくれ、その色合いまでも楽しんでいる。生姜やミョウガの甘酸っぱさとそのすがすがしい辛みは、一服の清涼剤にもなる。今年の夏は、節電、クールビズと共に涼やかな味覚で乗り切ることにしたいと考えている。

掲載日:
2012.03.23
ジャンル:
詩・ポエム
副分類:
現代詩
タイトル:
かくれんぼ
ペンネーム:
ハジメ・オバタさん
おところ:
岡山県倉敷市

おいでよ こっちへ
扉を開いてこの虚ろの村へ
私はここであなたをいつまでも待っているよ
生命(いのち)の泉の端(はた)に立って
あなたが私の首に蛸(たこ)のように巻き付いて
頬ずりをしてくれるのを夢見ているよ
ぬめりを纏ったあなたとともに
私は永遠にここで生き続けたい
そう思っているのに マーダダヨ!
あなたは私の鼻先にかびれた衣擦(きぬず)れの音を残して
宇宙の彼方へ消えていこうとしている
プカリ プカリ・・・プカリ

掲載日:
2012.03.23
ジャンル:
詩・ポエム
副分類:
現代詩
タイトル:
君への愛
ペンネーム:
ハジメ・オバタさん
おところ:
岡山県倉敷市

卵形をした思考の縁に
古びたブランコがひとつぶら下がり
ポニーテールに黒髪をくくった幼子(おさなご)がその上に乗って
いつまでも振り子運動を繰り返している。
赤いスカートが風に揺れ
頬はピンク色に染まる。
青白い血管に覆われた細い両手は
しっかりとロープを握っているようだが
私はこの手がやがて伸びて
緑色の蔓のようにさらに伸びて
静寂の中を突き抜けて
大気圏から宇宙へ走り
第五惑星(ジュピター)にとどくことを知っている。
ガス層の流れに身を包み
胎児のように満ち足りた一生を閉じるということを

掲載日:
2012.01.11
ジャンル:
俳句
タイトル:
ペンネーム:
大岩節子さん
おところ:
岡山県岡山市

実柘榴や泪の跡の鬼女の面
千町の刈田へ百の鴉群る
鯉の群鯉が乱して秋高し
雲厚き日や十月の曼珠沙華
的小屋へ色なき風を切る矢羽
大太刀の鞘を繕ふ菊師かな
大小の鰡大小の水輪中
山の井の秋のはんざき目をつむる
一本の煙草の煙漱石忌
渦へ寄り渦を離るる色葉かな

掲載日:
2011.08.29
ジャンル:
川柳
兼題「立つ秋」
ペンネーム:
庄三郎さん
おところ:
岡山県備前市

秋にたつたんぽぽのたねどこでさく
くずほどにはばかり威勢朝顔や
朝顔のつるもにげこむ縁の下
打ち水の涼風立ちてあくら庵
打ち水を思いとどまるせみの声
風向きもわずかにかわり秋が立つ
吹きすさび目にもさやかにみえた秋
入道の群青にただ独り
うろこ雲ほうき雲を包みおり
バイク僧心どこかへお棚経
年金の額を知りたる更年期
新子様四つ手の秋がみえますか

掲載日:
2011.07.29
ジャンル:
俳句
タイトル:
ペンネーム:
戸田政子さん
おところ:
岡山県岡山市

老い母へ両手一ぱい土筆摘む
雨あがり緑の風にペタル踏む
熊山の際わ立つ小楢新樹光
糸蜻蛉飛び立つ気配朝日射す
足守の三段古墳姫女苑
足跡が泥田に畦の風涼し
経塚につづく杉の木梅雨湿り
蟻の路出合ひ頭のコミュニティー
青柿の枝に各れ各れの向き直り
隠沼に雨のさざ波蝉の声

掲載日:
2011.07.19
ジャンル:
俳句
タイトル:
母を詠む
ペンネーム:
船橋明子さん
おところ:
岡山県赤磐市

土に生く麦藁帽の似合ふ人
誰彼に手を合はす母生身魂
車椅子の母の髪撫づ青田風
一本の線香守る寒の通夜
盆澄籠薄き光をこぼしつつ
琴弾けば母の顕ち来る秋彼岸
夜なべして母の形見の着物解く
母の星一つ加へて寒昴
新しき墓に風花遊びけり

掲載日:
2011.07.12
ジャンル:
俳句
タイトル:
大山山開き
ペンネーム:
古谷 静 さん
おところ:
岡山県倉敷市

おだまきや参道沿ひの小商ひ
参道の磴のすり減り梅雨湿り
明日攀づる頂見上ぐ宿浴衣
水音の躍る河原や谷若葉
山蟻の走るベンチや谷の風
荒堰へ音の湧き立つ谷卯木
短夜の参道をはや人のこゑ
童顔の禰宜に祓はれ山開き

掲載日:
2011.07.11
ジャンル:
随筆・エッセー
タイトル:
ペンネーム:
須藤克明さん
おところ:

人は一人では生きてゆけないという!
しかし一方では、人は一人で生まれ出でて、一人でこの世を去るといわれている!
矛盾?どこが?

人は人の優しさをほしがるが、どこかにけして得ることのできない焦燥感を感じている!
人生は無常?
でもそれって本当かな?
疑ってみてもいいかも!

掲載日:
2011.07.11
ジャンル:
随筆・エッセー
タイトル:
ペンネーム:
西浦さん
おところ:
岡山県瀬戸内市

現在のままでは仲間から外されそうで、毎日頭の中の半分ぐらいは何か書けないかな、何を書いたらいいかなと迷っているのになかなかまとまらない。何か書かなければ仲間から外されそうで心配。子どもたちと練習している人形劇のこと、夢二のことを子どもたちに伝えたい、じじばばの孫育て応援記、忘れられない子どもたちのこと、浮かんでくるがまとまらなくて筆が進まない。もう少し、もう少し。

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